人生が苦手な姉、宇宙語を話す弟。

凸凹した姉弟の、精一杯な日々。

気分の波と、記憶と夢

 

  私は、常日頃から気分に波がある。最近分かってきた事だけど、大体1週間おきにupとdownが来るらしい。

 

  upの時は、「あ、なんか気分がいいなぁ。これなら仕事できそう。家に帰ったら、あれも、これもやってみよう。幸せだなぁ。」といった感じ。

 downの時は、「どうしよう、仕事が手につかない。コロされるかもしれない。死ぬかもしれない。あれも、これもしたいけど、全部中途半端。寝たいけど眠れない。」

 

…ちなみに、downの時の「コロされる~」のくだりは、本気でそう思ってるわけではありません。難しいところなんだけど、そういう言葉が勝手に浮かんできてしまう感じ。別に自殺願望も無いのに、むしろ人生長生きしたいと思っているんですが、勝手に浮かんできてしまうんですよね。不思議。

 

そんな私ですが、最近このupとdownの波に揉まれて思うこと。

 

記憶があいまい、不連続である

 

私の場合、upの時はdownの時の状態が思い出せず、downの時はupの時の状態が思い出せません。けどまあ、これは普通の人の場合にも起こる現象だと思います。喉元過ぎれば熱さを忘れる的な話です。どんなに悩んでいても、悩みが解消されれば、悩んでいたときの自分を忘れてしまうような。

 

ですが、いかんせん、私の場合upとdownが一週間おきに来る。すると、どうなるか。各一週間を、まるで別人のような体感で過ごすことで、記憶が曖昧になります。

Upとdownのときの自分が、お互いを別人のように感じ、かつ、それが一週間ごとに切り替わることで、記憶がブツ切れになってしまうのです。

 

だから、どこかに書き留めておくことが、けっこう重要になってきます。私の場合は、手帳に、なるべくその時の気持ちや、状態を書き込んでおくこと。そうすると、downのときは、「ああ、またupの状態に必ず戻れる日が来るんだな」と思って、勇気づけられます。逆にupの時は、「またいずれdownが来るから、やれることは今のうちに片付けておこう」と覚悟できます。

それが、今できる限りの対処法です。とにかく、メモる。それしかありません。

 

夢の侵入

 

さて、upとdownによりかき乱された私の記憶に、今度は夢で見た記憶が侵入してきます。ただでさえごちゃごちゃしている所に、さらに曖昧なものが入ってきて、もう勘弁してくれ、といった感じです。

 

私はほとんど毎晩夢を見て、それを起きてからも覚えています。しかも、夢は結構リアルで、食感や、触覚、嗅覚まで働きます。そんな夢を見て朝起きると、あれは夢の話だったか、それとも現実の話だったか…境界線が曖昧になることが度々あります。

いちいち、「あれは、夢の中での話だったな」と確認しなければいけないこともあります。そうでないと、いつか夢の中での話を本当の話のように語ってしまいそうで怖い。そんな日が来ないことを願いつつ、日々過ごしております。

 

記憶があいまいであることと、夢の中の話がごちゃ混ぜになって、アイデンティティなんて保てたもんじゃありません。笑

 

いつまでこんな状態が続くのか分からないけど、けっこう長いことお付き合いしていかなくてはならない気がしています。手帳にメモする以外の、何か楽しげな攻略法でも探そうかと最近は開き直ってみたり。

 

また、なにか対処法を思いついたら、書こうと思います。